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カルディセリクム(東京都) [CN]
2022/08/06(土) 01:45:13
中国経済の〝ゾンビ状態〟さらに悪化
若者の失業率40%超
住宅ローンの債務残高960兆円 地方のショッピングモールでは売り子があくび
「心肺停止」が、中国経済の現状診断である。経済の心臓部はカネの循環、血液にあたる。
公務員の給与減額、遅配が顕著となった。地方公務員、教員の給与削減、ボーナスなしとなり、教職員が学校前で抗議集会を開いている。日本では、ほとんど報道されていない。
地方銀行では取りつけ騒ぎ、河南省ではやくざと組んだ不正融資で8000億円が闇に消え、農民、庶民の銀行口座が凍結された。
内モンゴル自治区や吉林省では、銀行の国有化という救済措置が取られた。 コロナ禍によって、人の流れがとまった。恒大、碧桂園、世茂集団など、有名なデベロッパー(不動産開発会社)が、デフォルトの連鎖に陥った。
建設現場でクレーンが止まり、労働者が消え、完成のめどがたたないまま風雨にさらされた。 これは2019年からの中国各地の現象である。足で歩かないジャーナリストたちが公表データだけを頼りに、「中国各地のマンションは値上がりが続いている」と虚報を流していた。
大手デベロッパーが軒並み倒産すると、下請けや孫請けには自殺も出る。若者の失業率は、実際には40%を超えているという。
住宅ローンの債務残高は960兆円。当局は外債、米企業債、株式などの売却に転じた。ローンの支払いボイコットにより、中央銀行の損失は47兆円強(ブルームバーグ、8月1日)。
https://news.yahoo.co.jp/articles/14a32c55c6104bd57eb2880b775081f1ca0578df