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逢いみての… ★
2020/05/07(木) 00:16:25
あっという間に私たちの日常を壊してしまった新型コロナウイルス。
日々増えていく感染者数、死亡者数を見るのは、つらく、鬱屈とした気分にさせられます。
そのほかにも、「人との接触を8割減らすべき」(注:この主張については感染拡大防止に役立つものだと認識し賛成・協力すべきだと考えています。あくまで、数字が提示されている例として示しています)など、ネガティブな気分になってしまう数字が急に身の回りに増えました。
しかし、こんなときだからこそ「数字」に対するリテラシーが一層大切になってきます。
目の前の数字と、それに依拠する情報に過剰におびえさせられていないでしょうか?
目の前の数字と、それに依拠する情報により、実態よりも甘く見積もってしまってはいないでしょうか?
自分や、身の回りの大切な人のためにも、数字に踊らされることなく、正しい現実を把握し、それに基づいて判断できるようにならねばなりません。
テレビやインターネットのニュース、新聞など私たちの周りには様々な情報があり、その多くに、その情報の論拠となる数字が提示されています。統計データ・世論調査の結果・確率・平均などの数字です。
私たちは、そうしたもっともらしい数字を見ると、「なるほどな」となってしまいがちですが、どんなにもっともらしい数字であったとしてもそのまま信じるのは危険だと言わざるを得ません。
たとえばその数字自体が間違っている可能性もありますし、残念なことに、その数字には、政府や企業、団体から個人まで含め、何らかのバイアスがかかっていることもあるのです。
よく目にする「内閣支持率」などもメディアによって違った数字を提示してきます。それはなぜでしょう??どの数字が信じられる数字なのかわかりますか?
これからの時代のリテラシーとして、目の前に提示される数字を鵜呑みにするのではなく、その数字の後ろ側にある本当の現実を見抜くための「視点」を身に着けなければいけません。
拙著『統計的な? STATISTICAL 数字に騙されないための10の視点』より、いくつか紹介しましょう。統計の知識がない人でも、数字はちょっと苦手だなという人でもできる、数字と正しく付き合うための視点が身に着けられます。
たとえば、「イギリスでは年間420億本の使い捨てのプラスチックストローが消費されているからエコのためにプラスチックストロー消費を抑えるべきだ」という報道がありました。
プラスチックストローの消費を抑えることがエコにつながるのは間違いないでしょうし、この報道に疑わしい点はないように思えます。
しかし、その論を補強する「420億本」という数字には問題があります。この数字は、イギリス国民全員が、1年間毎日欠かさず2本ずつ使い捨てのプラスチックストローを消費して、やっと届くかという数字、つまり、明らかにおかしな、過度に誇張された数字だったのです。
このような、論拠となる統計データや数字がコントロールされている例は日本国内でも枚挙にいとまがありません。
情報の受け手として、事実を正しく認識することの大切さは言うまでもありませんが、SNSなどで自分が受けた情報についてコメントをするような方は一層慎重に数字を見るべきです。万が一、フェイクニュースやコントロールされた数字に依拠した意見を発信してしまうということがあれば、それは自身が「情報の真贋を見極める力のない人間である」ことを世界に表明することにほかなりません。
そうならないためにも、すべてに先立つ大切なことが、「これは真実だとしたら理にかなっているだろうか」という問いかけを常にもつことです。
続く
以下ソース
https://toyokeizai.net/articles/-/347724
★関連板★
■えっちな話題なら”ピンクニュース”
http://mercury.bbspink.com/hnews/
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しかし、こんなときだからこそ「数字」に対するリテラシーが一層大切になってきます。
目の前の数字と、それに依拠する情報に過剰におびえさせられていないでしょうか?
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自分や、身の回りの大切な人のためにも、数字に踊らされることなく、正しい現実を把握し、それに基づいて判断できるようにならねばなりません。
テレビやインターネットのニュース、新聞など私たちの周りには様々な情報があり、その多くに、その情報の論拠となる数字が提示されています。統計データ・世論調査の結果・確率・平均などの数字です。
私たちは、そうしたもっともらしい数字を見ると、「なるほどな」となってしまいがちですが、どんなにもっともらしい数字であったとしてもそのまま信じるのは危険だと言わざるを得ません。
たとえばその数字自体が間違っている可能性もありますし、残念なことに、その数字には、政府や企業、団体から個人まで含め、何らかのバイアスがかかっていることもあるのです。
よく目にする「内閣支持率」などもメディアによって違った数字を提示してきます。それはなぜでしょう??どの数字が信じられる数字なのかわかりますか?
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たとえば、「イギリスでは年間420億本の使い捨てのプラスチックストローが消費されているからエコのためにプラスチックストロー消費を抑えるべきだ」という報道がありました。
プラスチックストローの消費を抑えることがエコにつながるのは間違いないでしょうし、この報道に疑わしい点はないように思えます。
しかし、その論を補強する「420億本」という数字には問題があります。この数字は、イギリス国民全員が、1年間毎日欠かさず2本ずつ使い捨てのプラスチックストローを消費して、やっと届くかという数字、つまり、明らかにおかしな、過度に誇張された数字だったのです。
このような、論拠となる統計データや数字がコントロールされている例は日本国内でも枚挙にいとまがありません。
情報の受け手として、事実を正しく認識することの大切さは言うまでもありませんが、SNSなどで自分が受けた情報についてコメントをするような方は一層慎重に数字を見るべきです。万が一、フェイクニュースやコントロールされた数字に依拠した意見を発信してしまうということがあれば、それは自身が「情報の真贋を見極める力のない人間である」ことを世界に表明することにほかなりません。
そうならないためにも、すべてに先立つ大切なことが、「これは真実だとしたら理にかなっているだろうか」という問いかけを常にもつことです。
続く
以下ソース
https://toyokeizai.net/articles/-/347724
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